一途な幼馴染みは私限定甘えたさん
「うん、ありがとうございます
付き添う……」


歩いていく二人の後をちょこちょこついていく


「あたしも行く!」

「まつり?」


「気になりすぎて居眠りできない!話聞かせて!」


きらきらと目を輝かせて


私のとなりを楽しげに跳ねながら歩いていく



「……光月くん大丈夫?辛い?」

「大丈夫、……夜宵名前呼んでくれたね」


ぁっ、

口をはっとして押さえる


そうだ、特別な人だけ……



「……やっばぁ、楽しい楽しい」



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