秘書はあらがえない気持ちを抱いて 【おまけ①】
「ちょっとやり過ぎたみたいだな。じゃあさ!少しは気分が晴れる良いこと教えてやるよ。」

「良いこと?」

「この会社の窓、」

「?」

「外から中が見えない仕様だぜ?」

「!?」

そうだった…

今にも膝から崩れ落ちたくなったが、そこは四郎の手前踏ん張った。

「それも十付さんからか?」

「いや、前に進一郎様が言ってた。」



進一郎の奴!

全部分かってたな!

一週間おやつ抜きにしてやるからな!



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