秘書はあらがえない気持ちを抱いて 【おまけ①】
槙村は、壁から馬用の鞭を取るとこちらにゆっくり戻って来た。
「俺が所有するビルの全てが、あいつがいる会社から30分以内にある。
しかも、先月俺はあいつにビルがどこにあるか話している。頭が良いあいつのことだ。全て覚えているだろう。
だか…」
「………」
「このビルは、元々所持していたビルの1つを売り払って先週購入したばかり。」
「!?」
「俺がここを購入したことを知っているのは、ここにいる奴らと不動産屋くらいだ。」
「それって…」
目の前まで来た槙村が、持っていた鞭で俺の顎をクイッと持ち上げニヤリと笑う。
「思う存分、お前のあられもねー姿をあいつに送ってやれるってことだよ。」
「!?」
「俺が所有するビルの全てが、あいつがいる会社から30分以内にある。
しかも、先月俺はあいつにビルがどこにあるか話している。頭が良いあいつのことだ。全て覚えているだろう。
だか…」
「………」
「このビルは、元々所持していたビルの1つを売り払って先週購入したばかり。」
「!?」
「俺がここを購入したことを知っているのは、ここにいる奴らと不動産屋くらいだ。」
「それって…」
目の前まで来た槙村が、持っていた鞭で俺の顎をクイッと持ち上げニヤリと笑う。
「思う存分、お前のあられもねー姿をあいつに送ってやれるってことだよ。」
「!?」