秘書はあらがえない気持ちを抱いて 【おまけ①】
「あの後、対応が足りなかった。結果お前をこんな目に合わせてしまった。」

「あれは、俺にも責任がある。
デートに行かないよう止めたのは俺だ。だから、進一郎だけの責任じゃない。」

「それでも、お前に辛い思いをさせた。すまない。」

「進一郎、顔を上げろ。」

「………」

俺は進一郎の顔を両手で包みキスをした。

自分からキスをしたのも、自分から舌を入れるのも初めてで、恥ずかしくて、きっと俺の顔は真っ赤になっているだろう…

「進一郎、もう謝るな。お前がしおらしくしてると調子が狂う。いつものお前に戻ってほしい…」

「瑛二…
それなら、瑛二が望む通りにしてやる。」

進一郎は自分の部屋に入ると、ベッドに俺を下ろした。

起き上がる隙さえ与えられず、覆い被さる進一郎に激しくキスをされる。

そして、キスをしながら破れたシャツも脱がされていく。

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