秘書はあらがえない気持ちを抱いて 【おまけ①】
ベルトを外され、膨らみに手が伸びる。

「っく…」

「これで、瑛二は終れるのか?」

「…もう、好きにしろ。」

「好きにして良いのか!?」

今日だけじゃなく、散々今まで体を好き放題されてきてそんなセリフを言われると、まるで遠慮していたかのように聞こえる。

「じゃあ、遠慮なく。」

カシャカシャカシャカシャカシャカシャ

「えっ…」

軽く引くほどシャッターが切られた。

「撮りたいポーズがたくさんあったんだよ。」

「いや…そういう意味で言ってない!」

ニコリと笑った進一郎から具体的なポーズをいくつも言われ、更なる身の危険を感じた俺は逃げ出したくなった。

こうして、押し問答の末二人だけの撮影会は朝まで続いたのだった。

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