ダブルブルー
「蒼ちゃんの声が聞けて嬉しかったよ。ありがと」
頑張ってくるから、見ててね?
そんな風に言い残して、切れた電話を恨めしくながめた。
でも、あと数時間もすれば青さんが来てくれるのだ。
その時を思ったら、微笑んでいる。
あと、1時間ちょっと、か。
思いながら、ベッドに腰掛けた。
「…うっ…、わ」
思わず声が出たのは、あまりのベッドのふかふかさに衝撃を受けたから。
やっぱり、高いホテルは違うなぁ。
数時間後には、青さんとここで…?
なんて想像して、ひとりで赤くなる。
・
頑張ってくるから、見ててね?
そんな風に言い残して、切れた電話を恨めしくながめた。
でも、あと数時間もすれば青さんが来てくれるのだ。
その時を思ったら、微笑んでいる。
あと、1時間ちょっと、か。
思いながら、ベッドに腰掛けた。
「…うっ…、わ」
思わず声が出たのは、あまりのベッドのふかふかさに衝撃を受けたから。
やっぱり、高いホテルは違うなぁ。
数時間後には、青さんとここで…?
なんて想像して、ひとりで赤くなる。
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