ときめく瞬間~4年間の想い~
っと、言っても小学校から中学校に上がるのはほとんど自分の地元だから知ってる人ばかり…
でも、みんな新しい制服に身を包んで、この間まで小学生だとは思えないくらいキラキラ輝いて見えた。
だから、私は春が好き。
新たな、清々しい気持ちになれるから…
桜を眺め、春の空気に浸りながら歩いていると、背中をポンっと軽く押されハッと我に返った…
「おはよぉ!!」
元気に私のところへ駆けてきた涼子はすごくキラキラ輝いて見えた。
ー島谷 涼子(シマタニ リョウコ)ー
小さい頃から仲が良く、家も近かったのでよく遊んだり、学校でもいつも一緒に行動していた私の親友。
涼子はもぉすでに中学生の顔だ。
涼子は昔から可愛くてクラスの人気者だった。