課長に恋してます!
「どうしたの?」
「あの、その、間宮が」
「間宮君?」
「はい。あの、間宮が勝手にメールを打って。それで、あの……。すみません。ご迷惑をおかけしました」
「つまり特に用事はないって事?」
「は、はい。そうです。すみません。お忙しいのに、あの、失礼します」
一瀬君が電話を切ろうとするのがわかって焦る。
もう少しだけ話したい。メールの事も伝えたい。
「一瀬君」
「……はい」
「香港ではありがとう。風邪はもう治ったよ。メールくれてたのにすぐに返信できなくてごめんね」
「いえ」
一瀬君の声が低く響いた。
すぐに返事を出さなかった事を怒っているのかも。
「本当にすまない。すぐにメールの返信をしようとしたんだが、一瀬君にお礼を言いたい事が沢山あって、長文になってしまって、それを毎日、少しずつ修正していて、それで、その、今日というか、一時間ぐらい前にやっと返信をしたから」
「えっ、そうだったんですか」
戸惑ったような驚いたような声が響く。
こんな僕に呆れたんだろうか。
「あの、その、間宮が」
「間宮君?」
「はい。あの、間宮が勝手にメールを打って。それで、あの……。すみません。ご迷惑をおかけしました」
「つまり特に用事はないって事?」
「は、はい。そうです。すみません。お忙しいのに、あの、失礼します」
一瀬君が電話を切ろうとするのがわかって焦る。
もう少しだけ話したい。メールの事も伝えたい。
「一瀬君」
「……はい」
「香港ではありがとう。風邪はもう治ったよ。メールくれてたのにすぐに返信できなくてごめんね」
「いえ」
一瀬君の声が低く響いた。
すぐに返事を出さなかった事を怒っているのかも。
「本当にすまない。すぐにメールの返信をしようとしたんだが、一瀬君にお礼を言いたい事が沢山あって、長文になってしまって、それを毎日、少しずつ修正していて、それで、その、今日というか、一時間ぐらい前にやっと返信をしたから」
「えっ、そうだったんですか」
戸惑ったような驚いたような声が響く。
こんな僕に呆れたんだろうか。