課長に恋してます!
「すみません。私、今日は定時で帰ったから課長からのメール確認してませんでした」
今度は慌てたような声がした。
「いや、いいんだよ。明日の朝、確認してくれれば」
「はい。朝一で必ず読みます!」
元気な一瀬君の声に頬が緩んだ。
さっきまでくたくただったが、一瀬君と話していると元気になる。
もっと一瀬君と話したい。
「そういえば一瀬君は僕の風邪もらわなかった? 僕と二泊三日で一緒だったから」
「二泊三日……ああ、そうでしたね。私、ずっと課長と一緒でしたね。風邪、大丈夫でしたよ。それよりも私の方こそ課長の所に勝手に泊まり込んでしまって、図々しくてすみません」
「いや、いいんだよ。こちらこそリビングで寝泊まりさせてしまって申し訳ない。でも、一瀬君がいてくれて安心感があったよ。ありがとう。本当に一瀬君に来てもらって助かった」
「そう言って頂けると嬉しいです」
沈黙が流れる。
これ以上は話を引っ張るのは無理かもしれない。
「じゃあ、一瀬君、体に気をつけて」
「あの」
「うん?」
「あの、課長の声が聞けて嬉しいです」
同じ気持ちでいてくれる事にさらに頬が緩む。
「僕も」
「え」
「僕も一瀬君の声が聞けて嬉しいです」
今度は慌てたような声がした。
「いや、いいんだよ。明日の朝、確認してくれれば」
「はい。朝一で必ず読みます!」
元気な一瀬君の声に頬が緩んだ。
さっきまでくたくただったが、一瀬君と話していると元気になる。
もっと一瀬君と話したい。
「そういえば一瀬君は僕の風邪もらわなかった? 僕と二泊三日で一緒だったから」
「二泊三日……ああ、そうでしたね。私、ずっと課長と一緒でしたね。風邪、大丈夫でしたよ。それよりも私の方こそ課長の所に勝手に泊まり込んでしまって、図々しくてすみません」
「いや、いいんだよ。こちらこそリビングで寝泊まりさせてしまって申し訳ない。でも、一瀬君がいてくれて安心感があったよ。ありがとう。本当に一瀬君に来てもらって助かった」
「そう言って頂けると嬉しいです」
沈黙が流れる。
これ以上は話を引っ張るのは無理かもしれない。
「じゃあ、一瀬君、体に気をつけて」
「あの」
「うん?」
「あの、課長の声が聞けて嬉しいです」
同じ気持ちでいてくれる事にさらに頬が緩む。
「僕も」
「え」
「僕も一瀬君の声が聞けて嬉しいです」