課長に恋してます!
天ぷら屋を出ると、22時ぐらいなっていた。
駅まで一瀬君と歩いた。
できるだけゆっくり歩いた。
お互いに口数は少なかった。
店に向かってた時はウキウキして楽しかったのに。
今度いつ一瀬君に会えるんだろう。
香港という距離が遠く感じる。
帰りたくない。
そんな事思える立場ではないのに、思ってしまう。
「帰りたくない」
立ち止まった一瀬君が言った。
「なんて言ったらどうします?」
一瀬君が冗談にするように笑った。
駅まで一瀬君と歩いた。
できるだけゆっくり歩いた。
お互いに口数は少なかった。
店に向かってた時はウキウキして楽しかったのに。
今度いつ一瀬君に会えるんだろう。
香港という距離が遠く感じる。
帰りたくない。
そんな事思える立場ではないのに、思ってしまう。
「帰りたくない」
立ち止まった一瀬君が言った。
「なんて言ったらどうします?」
一瀬君が冗談にするように笑った。