課長に恋してます!
9 課長のいない世界 【美月】
課長が香港に行って、一か月が経った。
毎日がつまらなかった。
仕事はしてるけど、機械になったみたいだ。
言われた事をそのままして、時間になったら家に帰る。
毎日、その繰り返しだった。
間宮に今日、「ダイエットしてるんですか?」なんて言われた。
体重を測ってみたら5キロ痩せてた。
一か月で5キロなんて落ちた事がない。
いつもだったら嬉しいのに、全然嬉しくない。
痩せてスタイルが良くなっても課長がいなきゃイヤだ。
「一瀬、飲みに行くぞ」
帰ろうとしたら、石上に呼び止められた。
「悪いけど用事があるから」
石上となんか全然飲みたくない。
「つべこべ言わず来い。課長に頼まれたんだ」
「……課長って?」
「上村さんだよ。間宮も付き合え」
帰ろうとした間宮も捕まり、三人で飲みに行く事になった。
毎日がつまらなかった。
仕事はしてるけど、機械になったみたいだ。
言われた事をそのままして、時間になったら家に帰る。
毎日、その繰り返しだった。
間宮に今日、「ダイエットしてるんですか?」なんて言われた。
体重を測ってみたら5キロ痩せてた。
一か月で5キロなんて落ちた事がない。
いつもだったら嬉しいのに、全然嬉しくない。
痩せてスタイルが良くなっても課長がいなきゃイヤだ。
「一瀬、飲みに行くぞ」
帰ろうとしたら、石上に呼び止められた。
「悪いけど用事があるから」
石上となんか全然飲みたくない。
「つべこべ言わず来い。課長に頼まれたんだ」
「……課長って?」
「上村さんだよ。間宮も付き合え」
帰ろうとした間宮も捕まり、三人で飲みに行く事になった。