孤独の私とイケメン兄!?
母は、これでもないかというくらい歯を食いしばっ
ている。
そんな母を見ていたら、私と目があった。
その鋭い眼差しは私には、"どうにかしなさいよ"と
言われているみたいで体が動いた。
「っあの……」
私が声をかけると同時に振り向いた三人の男の子。
その顔はすごく優しかったけど、母の顔が怖くてビ
クッとしてしまう。
……言うのよ、私。大丈夫……
「えっと……はっ母は、私に……ゴっゴミを取って
くれようと、した、だけです…」