ひと夏のキセキ
「あそこにいる金髪の彼と寄り道するの?」
フロントガラス越しに小さく遥輝が見える。
壁にもたれてスマホをいじっている姿はまるでモデルさんだ。
「どういう人か知らないけど、夜遅くなりすぎないように気をつけなさいね。もし病院から何か言われたらお母さんと出掛けてることにすればいいから」
え…!
「じゃあ出掛けてもいいの!?」
「いいんじゃない?最近体調良いんでしょ?その代わり少しでも異変が起きたらすぐにタクシー呼んで病院に戻ること。わかった?」
「うん!!ありがとう、お母さん!」
初めて遥輝と出掛けられる。
どうしよう、すごくすごく嬉しい。
「あと、あの彼の連絡先教えてくれる?何かあったときのために連絡取れないと困るから」
「わかった!」
連絡先を送ると、お母さんはすぐにメッセージを送信した。
フロントガラス越しに小さく遥輝が見える。
壁にもたれてスマホをいじっている姿はまるでモデルさんだ。
「どういう人か知らないけど、夜遅くなりすぎないように気をつけなさいね。もし病院から何か言われたらお母さんと出掛けてることにすればいいから」
え…!
「じゃあ出掛けてもいいの!?」
「いいんじゃない?最近体調良いんでしょ?その代わり少しでも異変が起きたらすぐにタクシー呼んで病院に戻ること。わかった?」
「うん!!ありがとう、お母さん!」
初めて遥輝と出掛けられる。
どうしよう、すごくすごく嬉しい。
「あと、あの彼の連絡先教えてくれる?何かあったときのために連絡取れないと困るから」
「わかった!」
連絡先を送ると、お母さんはすぐにメッセージを送信した。