ひと夏のキセキ
そんなこと気にしてくれてたんだ。
やっぱり遥輝は優しい人だ。
こんなにたくさん優しさに触れたら、もう離れたくなくなっちゃうよ…。
その思いが行動に出てしまったのか、気がついたら遥輝の手を握っていた。
自分の行動に気がついたのは、遥輝がフッとイタズラに笑うから。
「ごっ、ごめん!無意識で、つい、あの…」
パッと離そうとしたけど、強く握り返されて離せなくて。
意地悪な視線に絡め取られて顔が沸騰しそうなくらい熱い。
「なんで離そうとすんの?そっちから繋いできたクセに」
「いや…その……」
私ったら、なんで自分から手を繋いだりしちゃったんだろう。
これじゃまるで好きだって伝えてるようなものじゃん…。
どうしよう、恥ずかしくて遥輝の顔を見れない。
やっぱり遥輝は優しい人だ。
こんなにたくさん優しさに触れたら、もう離れたくなくなっちゃうよ…。
その思いが行動に出てしまったのか、気がついたら遥輝の手を握っていた。
自分の行動に気がついたのは、遥輝がフッとイタズラに笑うから。
「ごっ、ごめん!無意識で、つい、あの…」
パッと離そうとしたけど、強く握り返されて離せなくて。
意地悪な視線に絡め取られて顔が沸騰しそうなくらい熱い。
「なんで離そうとすんの?そっちから繋いできたクセに」
「いや…その……」
私ったら、なんで自分から手を繋いだりしちゃったんだろう。
これじゃまるで好きだって伝えてるようなものじゃん…。
どうしよう、恥ずかしくて遥輝の顔を見れない。