ひと夏のキセキ
「遥―」
「帰ろ。病院まで送ってく」
当たり前のように手をつないでくるのは、なんで?
ただ私が喜ぶと思ってるから?
遥輝の気持ちは?
私の一方通行の気持ちなら、キスされても褒められても手を繋がれても嬉しくないよ…。
「…ねぇ…遥輝ってば」
「聞くな」
ピシャリと言われた言葉が胸に刺さる。
「俺がどう思ってるとか、なんでキスしたのかとか、何も聞くな」
「…どうして…?」
そんなのもう答えは1つしかないか…。
遥輝は私のことが好きじゃないんだ。
「…だったらキスなんてしないでほしかった」
期待させるだけさせて、楽しかった…?
私をもて遊んで、満足…?
「1人で舞い上がっちゃってバカみたい…」
「帰ろ。病院まで送ってく」
当たり前のように手をつないでくるのは、なんで?
ただ私が喜ぶと思ってるから?
遥輝の気持ちは?
私の一方通行の気持ちなら、キスされても褒められても手を繋がれても嬉しくないよ…。
「…ねぇ…遥輝ってば」
「聞くな」
ピシャリと言われた言葉が胸に刺さる。
「俺がどう思ってるとか、なんでキスしたのかとか、何も聞くな」
「…どうして…?」
そんなのもう答えは1つしかないか…。
遥輝は私のことが好きじゃないんだ。
「…だったらキスなんてしないでほしかった」
期待させるだけさせて、楽しかった…?
私をもて遊んで、満足…?
「1人で舞い上がっちゃってバカみたい…」