ひと夏のキセキ
悔しい…。
今日もずっと遥輝のぺースだ。
でも、それが好き。
好きだよ、遥輝。
ギュッと手を握り返す。
すると、さっきとは違った優しい笑顔で応えてくれた。
そこで一際大きな花火が上がる。
赤と緑の花火が次々と打ち上がっては散って消えていく。
「あー、やっぱりお前のこと好きだわ。一生離したくない」
「え?ごめん、なんて言った?聞こえなかった」
「なんでもねぇ。さっさとりんご飴買って車戻るぞ」
「えー、教えてよぉ」
なにか大事なことだったんじゃないのかな。
なんだったんだろう?
「ほら、りんご飴どれがいい?好きなの選べよ。いちご飴も売ってるし、ぶどう飴もあるし」
「話逸らさないでよー…」
今日もずっと遥輝のぺースだ。
でも、それが好き。
好きだよ、遥輝。
ギュッと手を握り返す。
すると、さっきとは違った優しい笑顔で応えてくれた。
そこで一際大きな花火が上がる。
赤と緑の花火が次々と打ち上がっては散って消えていく。
「あー、やっぱりお前のこと好きだわ。一生離したくない」
「え?ごめん、なんて言った?聞こえなかった」
「なんでもねぇ。さっさとりんご飴買って車戻るぞ」
「えー、教えてよぉ」
なにか大事なことだったんじゃないのかな。
なんだったんだろう?
「ほら、りんご飴どれがいい?好きなの選べよ。いちご飴も売ってるし、ぶどう飴もあるし」
「話逸らさないでよー…」