ひと夏のキセキ
嘘偽りない本心だ。
「あたしは、あんたたち二人がこんなふうに終わっていいわけないと思ってる」
…そう…だよね…。
「アイツともう一度ちゃんと話しなよ。そんで、アイツのこと救ってやってよ。絢にしかできないことだから」
「うん……。連絡…してみようかな」
でも、なんて連絡すればいいだろう。
“自分の気持ちを素直に伝えりゃいーんだよ。遥輝はそういう子がタイプだと思う”
出会って間もない頃言われた言葉が蘇る。
素直な気持ち…か…。
【会いたい】
たったの4文字。
だけど、とても重たくて、送信するのが怖くて、勇気がいる。
無視されたらどうしよう。
会いたくないって言われたらどうしよう。
もう連絡してこないでって言われたらどうしよう。
これ以上傷つきたくないよ…。
「あたしは、あんたたち二人がこんなふうに終わっていいわけないと思ってる」
…そう…だよね…。
「アイツともう一度ちゃんと話しなよ。そんで、アイツのこと救ってやってよ。絢にしかできないことだから」
「うん……。連絡…してみようかな」
でも、なんて連絡すればいいだろう。
“自分の気持ちを素直に伝えりゃいーんだよ。遥輝はそういう子がタイプだと思う”
出会って間もない頃言われた言葉が蘇る。
素直な気持ち…か…。
【会いたい】
たったの4文字。
だけど、とても重たくて、送信するのが怖くて、勇気がいる。
無視されたらどうしよう。
会いたくないって言われたらどうしよう。
もう連絡してこないでって言われたらどうしよう。
これ以上傷つきたくないよ…。