地味子ちゃんとモテ男くん
***
「はいはーい!お取り込み中のところ悪いんだけどあたし達こっちだからここで解散〜またね〜」
手を振りながら日向くんと帰っていく蘭ちゃん。
2人を見ながらふと思う。
今日は一言も日向くんと話してない。
少しショックだななんて…
いつもならあたしの家の前まで2人とも送ってくれるのにな…。
それもこれも片桐くんのせいなんだから!
そう思って隣に目をやると
……トクン。
なんでそんなに真剣に私を見つめてるの?
もしかして私の顔に何かついてる…?!
「一ノ瀬って池内のこと好きだろ?」
……へ?!
なんでバレてるの?!
……それでも片桐くんには。
「か…関係ないですよね?」
「いや、大ありだろ!俺今日も言ったけど、お前のことが大好きなんだから!他の誰でもない一ノ瀬のことが」
…ーーやめて、そう言うの慣れてないの。
なのにそんな柔らかな微笑みをあたしに向けないで………
変にドキドキしてしまうから。
「はいはーい!お取り込み中のところ悪いんだけどあたし達こっちだからここで解散〜またね〜」
手を振りながら日向くんと帰っていく蘭ちゃん。
2人を見ながらふと思う。
今日は一言も日向くんと話してない。
少しショックだななんて…
いつもならあたしの家の前まで2人とも送ってくれるのにな…。
それもこれも片桐くんのせいなんだから!
そう思って隣に目をやると
……トクン。
なんでそんなに真剣に私を見つめてるの?
もしかして私の顔に何かついてる…?!
「一ノ瀬って池内のこと好きだろ?」
……へ?!
なんでバレてるの?!
……それでも片桐くんには。
「か…関係ないですよね?」
「いや、大ありだろ!俺今日も言ったけど、お前のことが大好きなんだから!他の誰でもない一ノ瀬のことが」
…ーーやめて、そう言うの慣れてないの。
なのにそんな柔らかな微笑みをあたしに向けないで………
変にドキドキしてしまうから。