【WEBTOON】断食魔女と肉食神官~拾った子供が聖女に選ばれた魔女のお話~【コミカライズ】
そういえば、神殿に来てから分かったことが一つ有る。
わたしに対してはこんなにも無遠慮で無神経な神官様が、参拝に来ている人たちとは一線どころか十線ぐらい画していることだ。
本人は神がかっていて近寄りづらい聖職者(塩対応)を演じているという感じなんだろうけど、本性を知っているわたしとしては違和感バリバリ。
普段の胡散臭い笑顔を貼り付けて、軽薄過ぎて何度も聞き返したくなるような発言をした方が、余程人気が出るだろうに。
「そういうわけで、これはジャンヌ殿の勘違いでもなんでも有りませんから!」
「は? 勘違い?」
その単語、どっから出てきた?
「わたしは何も勘違いしてませんけど」
「またまた〜〜。ジャンヌ殿だってそろそろ『実は神官様って、本気でわたしのことを……⁉』ぐらいのこと、考えているでしょう?」
「は⁉」
何を言い出すかと思えば! 本当に救いようがない程の自惚れ屋だ。
わたしに対してはこんなにも無遠慮で無神経な神官様が、参拝に来ている人たちとは一線どころか十線ぐらい画していることだ。
本人は神がかっていて近寄りづらい聖職者(塩対応)を演じているという感じなんだろうけど、本性を知っているわたしとしては違和感バリバリ。
普段の胡散臭い笑顔を貼り付けて、軽薄過ぎて何度も聞き返したくなるような発言をした方が、余程人気が出るだろうに。
「そういうわけで、これはジャンヌ殿の勘違いでもなんでも有りませんから!」
「は? 勘違い?」
その単語、どっから出てきた?
「わたしは何も勘違いしてませんけど」
「またまた〜〜。ジャンヌ殿だってそろそろ『実は神官様って、本気でわたしのことを……⁉』ぐらいのこと、考えているでしょう?」
「は⁉」
何を言い出すかと思えば! 本当に救いようがない程の自惚れ屋だ。