【WEBTOON】断食魔女と肉食神官~拾った子供が聖女に選ばれた魔女のお話~【コミカライズ】
「ご無沙汰しております、セドリック様!」
キャピキャピした若い女の声が、神官様を呼んだ。
これ幸いとばかりに神官様を押しのければ、彼は渋い顔をしてこちらを見遣る。
(良かった、助かった)
誰かは知らないけど、マジでグッジョブ!
心からの称賛を送ろうと振り向いたその時だった。
「後で続きを話しましょうね、ジャンヌ殿」
神官様が耳元でそう囁く。
(こっ、こっ、この男は〜〜〜〜!)
折角空気が変わったと思ったのに! 全然切り替えさせてくれないじゃない。
(くそっ)
気を取り直し、声を掛けてきた女性の方を向く。失礼にならないよう、会釈だけしてこの場を去ろう――――そう思っていたのだけど。
「まさか……嘘でしょう⁉ ジャンヌ⁉」
「げっ!」
そこに立っていたのは本当に思いもよらない人物で。
わたしはゲンナリしてしまった。
キャピキャピした若い女の声が、神官様を呼んだ。
これ幸いとばかりに神官様を押しのければ、彼は渋い顔をしてこちらを見遣る。
(良かった、助かった)
誰かは知らないけど、マジでグッジョブ!
心からの称賛を送ろうと振り向いたその時だった。
「後で続きを話しましょうね、ジャンヌ殿」
神官様が耳元でそう囁く。
(こっ、こっ、この男は〜〜〜〜!)
折角空気が変わったと思ったのに! 全然切り替えさせてくれないじゃない。
(くそっ)
気を取り直し、声を掛けてきた女性の方を向く。失礼にならないよう、会釈だけしてこの場を去ろう――――そう思っていたのだけど。
「まさか……嘘でしょう⁉ ジャンヌ⁉」
「げっ!」
そこに立っていたのは本当に思いもよらない人物で。
わたしはゲンナリしてしまった。