【WEBTOON】断食魔女と肉食神官~拾った子供が聖女に選ばれた魔女のお話~【コミカライズ】
だけど、わたしの気持ちとは裏腹に、マリアのほうはやる気満々だ。
まあ、教育係もついてて、そう教えられているのだから、仕方がないのかもしれないけど。
「ジャンヌさんも一緒に行こうね! 美味しいもの、あたしと一緒にたくさん食べよう?」
「え? あぁ…………うん、考えておく」
そう返事はしたものの、わたしは大いに迷っていた。
(どうしたら良いんだろう?)
幼いマリアが聖女としてこき使われるのを、このまま黙って見ていて良いのだろうか?
そもそも、わたしはこれまで親らしいことをなにもしていないわけで。そんなわたしが今更口を出すのも、よろしくない気がするし――――。
「ほらほら、ひとりで考え込まない」
その時、セドリックがわたしの肩をポンと叩いた。
「悩みごとがあるなら、私に相談してください。そのための恋人、でしょう?」
「あ……うん、そうだね。そうさせてもらおうかな……」
わたし一人で悩んでいても、解決するどころか変にこじらせてしまいそうだ。ことはわたし自身じゃなくマリアのことだし、セドリックに相談するのが一番なのかもしれない。
まあ、教育係もついてて、そう教えられているのだから、仕方がないのかもしれないけど。
「ジャンヌさんも一緒に行こうね! 美味しいもの、あたしと一緒にたくさん食べよう?」
「え? あぁ…………うん、考えておく」
そう返事はしたものの、わたしは大いに迷っていた。
(どうしたら良いんだろう?)
幼いマリアが聖女としてこき使われるのを、このまま黙って見ていて良いのだろうか?
そもそも、わたしはこれまで親らしいことをなにもしていないわけで。そんなわたしが今更口を出すのも、よろしくない気がするし――――。
「ほらほら、ひとりで考え込まない」
その時、セドリックがわたしの肩をポンと叩いた。
「悩みごとがあるなら、私に相談してください。そのための恋人、でしょう?」
「あ……うん、そうだね。そうさせてもらおうかな……」
わたし一人で悩んでいても、解決するどころか変にこじらせてしまいそうだ。ことはわたし自身じゃなくマリアのことだし、セドリックに相談するのが一番なのかもしれない。