【WEBTOON】断食魔女と肉食神官~拾った子供が聖女に選ばれた魔女のお話~【コミカライズ】
「ねえねえ、ジャンヌさん。桃太郎はおばあさんのことを『お母さん』って呼んでいたのかな?」
「『お母さん』? さあ、どうだろうね?
おばあさんは年を取っていたから『おばあさん』なんだろうし。それでも、桃太郎にとっては育ての親だから、お母さんって呼んでいたのかもしれないねぇ……」
子供ってのは時々よく分からないツッコミをするものだ。このお話のツッコミどころはもっと他に存在するし、そもそもこれは童話で、本当にあったお話ではないのだし。
(ダメだ。色々あって疲れたせいか、ものすごく眠い)
段々自分がなにを言っているのか、考えているのか分からなくなってきた。
「おやすみなさい――――さん」
「うん。おやすみ、マリア」
腕にマリアを抱きしめながら、わたしはゆっくりと意識を手放した。
「『お母さん』? さあ、どうだろうね?
おばあさんは年を取っていたから『おばあさん』なんだろうし。それでも、桃太郎にとっては育ての親だから、お母さんって呼んでいたのかもしれないねぇ……」
子供ってのは時々よく分からないツッコミをするものだ。このお話のツッコミどころはもっと他に存在するし、そもそもこれは童話で、本当にあったお話ではないのだし。
(ダメだ。色々あって疲れたせいか、ものすごく眠い)
段々自分がなにを言っているのか、考えているのか分からなくなってきた。
「おやすみなさい――――さん」
「うん。おやすみ、マリア」
腕にマリアを抱きしめながら、わたしはゆっくりと意識を手放した。