(琉衣くんは)極甘な国に閉じこめたい
小雪ちゃんが
僕の勉強机の前に座ってくれた。
その姿が目に入り
ジーン、感動で震えが走る。
今僕の部屋に
大好きな子がいるんだ。
しかも、僕と小雪ちゃんの二人だけ。
う~~~~ん……幸せ過ぎ///
さぁ今から、小雪ちゃんを
キュンキュンさせまくるよ!!
……いやいや違った。
優しく勉強を教えてあげるぞ!
と、その前に。
僕はドアに手をかけると
「小雪ちゃん、すぐ戻るから
教科書を用意して待っててね」
大好きな子にウインクを飛ばし
自分の部屋から出て行った。