(琉衣くんは)極甘な国に閉じこめたい


ゆっくりと近づいてくる
琉衣君の顔。


触れ合うまでの距離、1センチ。

もう私は、何も考えられない。



フッ。

幸せの快感に
引きずりこまれた私は

静かに瞳を閉じた。



琉衣くんの唇が軽く触れ

チュッ!

リップ音が部屋に響く。




キス
 しちゃった……


琉衣くんの唇
 柔らかかった……



恥ずかしすぎて
琉衣くんの顔が見られないよ。


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