慣れない私と
ショッピングモールをふらふらしながら小物を買ったり、
他愛ない話をしながらご飯を食べたりして、ゆっくりデートすることができた。
蓮斗が逆ナンされまくっていたことは置いておいて。
私たちは最初に気になっていた雑貨屋さんに入ることにした。
「わ、これかわい~
これもかわいいっ」
なんて一人で夢中になっていたら、蓮斗がいなくなってしまっていた。
蓮斗を探していると、人にぶつかってしまった。
「うぉ」
「わ、ご、ごめんなさいっ」
「あれ?青木?」
まさかの相手が私の名前を知っていたので、
恐る恐る顔をあげてみる。
「あ!!ねおくん!?」
「そーそー!うわー、久しぶりだね」
なんて昔から変わらない整った顔で笑う 小柴 ねおくんは,
中学の頃の同級生で、家が近くて仲が良かった。
「青木お前一人なのか?」
「あ、ううん!彼氏と一緒に来てるんだ
ねおくんは?」
「俺も彼女と」
「そっかぁー!お互い頑張ろう!」
なんて2人できゃっきゃしてると