保健室でイケナイ関係(短)
私の胸にチラチラと視線を送るさく先輩。
この人、イケメンはイケメンでも、かなり残念な方なのかも!?
恥ずかしさにたえられなくなった私は、布団の中に身を隠す。その行為が、逆に先輩の心に火をつけたとも知らずに……。
「布団の中って、エッチだよね」
「はい!?」
「中で何してるか、見えないでしょ?」
そう言って、私のお尻をツツツとなぞるさく先輩。
「あっ!」突然のことに、思わず声が出てしまう。
「さ、さく先輩の頭の中は、そういう事しかないんですか!?」
「……ないね。高校生なんて、皆そういうことばかり考えてるから」
「健全な高校生に謝ってくださいっ」
「いやいや本当。特に――好きな子を前にしたらね」