保健室でイケナイ関係(短)

「私は少女漫画さえあれば、おばあちゃんになっても一人で生きていけますよー」

「まーた、そんな事を言って……。この高校であの綿貫先輩と肩並べられるのは美奈くらいしかいないって言われてんの知ってるー?」

「肩並べるって……まるで何かのライバルみたいな言い方……」

「それが本当なんだって。

あ、でも二人は他にも噂をされてて」

「え、まだ?」



なんで私と綿貫先輩が、階段七不思議みたいにレパートリー広く噂されてるんだろう……。



「二人がなんとなーく似てるから、もしかしたらきょうだ、」

「あー!!」

「なに!?」



スマホの画面を見て固まっている私を見て、ビックリする琴音ちゃん。

私は琴音ちゃんに見えるように、スマホの画面をズイッと近づけた。

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