俺様御曹司の契約妻になったら溺愛過剰で身ごもりました
彼の唇が鎖骨をくすぐる。這わされた舌はゆっくりと下におりてきて、日菜子の胸のふくらみに触れる。肩紐を落とされ、ブラをグッとさげられた。むき出しになった乳房は彼のなすがままに形を変える。
とんでもなく恥ずかしいことをされているのに、拒否したいとは思わない。むしろ、自分の素肌に恭しくキスを落としていく彼の姿はとても美しくて、ずっと見ていたいような気持ちにさせられる。
ふと彼が顔をあげて、悔しそうに日菜子を見る。
「なんだよ、なんか余裕だな」
「そんなことは! ただ……」
(私も善さんに見とれてた……とは言えない!)
「余裕があるなら、もうちょっと攻めようかな」
「えぇ? 余裕なんて全然――」
日菜子の返事を遮って、彼は唇を合わせた。先ほどまでとは全然違う、貪るようなキスだった。舌を絡め取られ、甘い唾液が混ざり合う。彼の長い指が日菜子の胸の頂を爪弾くと、全身に痺れるような快感が走り抜ける。
「んんっ。善さん、待って」
「嫌だね。もう十分すぎるほど待った」
彼はもどかしそうに自分の服を脱ぎ捨てる。たくましい胸板と割れた腹筋にドキドキしてしまって日菜子は慌てて視線をそらす。
「かわいい。ずっと……日菜子のこの顔を見たいと思ってた」
「ああっ」
存分に胸をもてあそんだ手は脇腹から下腹部へと伸びていく。あっという間にスカートを脱がされ、彼の指先はショーツの奥へと進んでいく。卑猥な音を立てて、彼は日菜子を高めていく。
「はっ、善さん、善さん!」
「……そんな顔するなよ。制御できなくなる」
彼とひとつになったその瞬間、脳裏でなにかが弾けた。香水の女性のことも契約妻という自分の立場も、なにもかも忘れてとびきり甘美な時間に日菜子は浸りきった。
とんでもなく恥ずかしいことをされているのに、拒否したいとは思わない。むしろ、自分の素肌に恭しくキスを落としていく彼の姿はとても美しくて、ずっと見ていたいような気持ちにさせられる。
ふと彼が顔をあげて、悔しそうに日菜子を見る。
「なんだよ、なんか余裕だな」
「そんなことは! ただ……」
(私も善さんに見とれてた……とは言えない!)
「余裕があるなら、もうちょっと攻めようかな」
「えぇ? 余裕なんて全然――」
日菜子の返事を遮って、彼は唇を合わせた。先ほどまでとは全然違う、貪るようなキスだった。舌を絡め取られ、甘い唾液が混ざり合う。彼の長い指が日菜子の胸の頂を爪弾くと、全身に痺れるような快感が走り抜ける。
「んんっ。善さん、待って」
「嫌だね。もう十分すぎるほど待った」
彼はもどかしそうに自分の服を脱ぎ捨てる。たくましい胸板と割れた腹筋にドキドキしてしまって日菜子は慌てて視線をそらす。
「かわいい。ずっと……日菜子のこの顔を見たいと思ってた」
「ああっ」
存分に胸をもてあそんだ手は脇腹から下腹部へと伸びていく。あっという間にスカートを脱がされ、彼の指先はショーツの奥へと進んでいく。卑猥な音を立てて、彼は日菜子を高めていく。
「はっ、善さん、善さん!」
「……そんな顔するなよ。制御できなくなる」
彼とひとつになったその瞬間、脳裏でなにかが弾けた。香水の女性のことも契約妻という自分の立場も、なにもかも忘れてとびきり甘美な時間に日菜子は浸りきった。