君の笑顔ではじける炭酸

番外編


ガラッ

大きく音を立ててドアが開いた。

「凪~今日部活あんの?」

私は、

ないよ〜

と答える。

「へ〜」

なんでそんな反応うっすいの?

彼氏なんだからお迎え行く?

とか聞きなさいよっ。
「どうせ、凪なら大丈夫でしょ?」

私たちはクラス替えがあって、今は高2。

私の彼氏はもちろん蒼斗。

夏奈は稔くんと付き合えたみたい。

内心ホッとしている。

あの頃はまさか、嫌いなあいつと付き合うなって眼中になかった。





世界一大嫌いだった

あいつと

はじけるような笑顔で

一生

笑っていられますに。
                                    




                                                  end
< 8 / 8 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:1

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

そして君のいない夏が来る
凛蘭月/著

総文字数/3,487

恋愛(純愛)4ページ

表紙を見る
この恋が終わるとしても 僕は君と居たかった。
凛蘭月/著

総文字数/4,193

恋愛(ラブコメ)11ページ

表紙を見る
星が降る夜に君を恋う
凛蘭月/著

総文字数/4,212

恋愛(その他)14ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop