とおりゃんせ とおりゃんせ
そこにある親子がいた。
そこの町は昔、天災などが続くとそれを鎮める為に生贄をささげたとか。フフフ
門番とおりゃんせ とおりゃんせ
(通りなさい 通りなさい)
母ここはどこの ほそみちじゃ
(この細い道は どこに行く道でしょうか)
門番てんじんさまの ほそみちじゃ
(天神様が奉られている神社へいくための 細い道です)
母ちょっと とおしてくだしゃんせ
(ちょっと 通して下さいな)
門番ごようのないもの とおしゃせぬ
(用のない人は お通しすることは出来ません)
母このこのななつの おいわいに おふだをおさめに まいります
(この子の7歳のお祝いに お札を納めに行ってくるのです)
門番いきはよいよい かえりはこわい
(行くのは簡単だが、帰り道は暗く危ない)
母こわいながらも
(危なくてもいいのです)
門番とおりゃんせ とおりゃんせ
(通りなさい 通りなさい)
智子「これは7歳になった子を連れた母親が、神社へ入る細い道の手前にある門番に進むことを止められているシーンみたいだね。
行くのは簡単でも、帰り道が怖い=時刻は夕方。
昔は電気などないし、神社への細い道は通常木に覆われており、道の幅も獣道のように1人歩ける程度の状態でしょうから、日が沈んでしまうと月の光も入らず真っ暗闇になることは予想がつくね。
この歌で不思議なのは、母がなぜその時間に、門番に止められても「7歳の子供とお札を納めに」行かなければならないのか。
止める門番に開けてもらうためにあえて理由を付けた「7歳」って大事なことなのか。
別の日の明るい時間に変更しても良いはずなのに・・・。」
子供「おかぁさん怖いよぉ〜」
お母さん「大丈夫だからね」
イヤァァァッァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
子供「帰ろうよ、、」
お母さん「7歳になったんだから、神様に娘が7歳になったので、もう大丈夫です。神様ありがとうございます。っていうために行くのよ。」
子供「やっとついたね‼︎」
ザクッザクッザクッザクッザクッ