永遠のお姫様
「あのさ、やっぱり楼夷の事諦めらんないんだ。さすがに、しつこいって思うかもしんねえけど」


顔が真っ赤ッかな葵君。



「もう遅いよ葵君」


「だよな…。」


「葵君のせいで私の人生狂っちゃったの!」


「ごめん…。」


「だから……ちゃんと責任とってよ!」


素直じゃない私の遠まわしな告白。


「っえ?いいの?」

凄く驚いた顔でそう言う。


「うん」


そう言った後どちらともなくキスをした。



あなたは私の永遠の王子様。
君は俺の永遠のお姫様。




end.

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