孤独な総長
暖side


沈黙の中、歩きだした


理事長と教室は同じ階なので沈黙もあまり気にならなかった



ドアの前まで来た

「理事長先生、送ってくれてありがとうございました。」


ここからは礼儀よく

慎重に


後ろの扉から入ろ



はぁ面倒なことになったな

周りに誰もいないように


ガラッ…………




うっわ……

いたわ、あいつら

「はぁ」


ガタッ

音を立てて椅子に座る


ていうか私の隣の隣の席の人寝そうだし


??「スゥースゥー」

寝たわ

女「キャー」

黄色い歓声はここだったか

てかうるっせーなー


寝そうだった人は起きてるし



もう我慢して寝よ

私は無理矢理ねた


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