孤独な総長
??「あの、お礼がしたいので少しここで待っていてください」

「は?いや、ごめんなさい」


??「いや、ほんとにお願いします」


もうここまで来たら断れないじゃん


「はぁ、いいよ」

この子の顔がパァと、明るくなった

??「わたし、今日は友達とここに来てたんです。その友達は、もうすぐくると思うのでそれまで待っていてください」


この子、なんか知ってる気がするんだよな

気のせいかな?

この子が電話した


1分後

「「「「「麗!」」」」」

う、らら?

てことは


麗「紹介するね!私の友達の竜星の人たちでーす!!」


そうきましたか

こいつ、姫か……


千隼「あっ、さっきの子!!」

げっ

気づかれたか


逃げよっ

遥斗「どこ行く」

腕を掴まれた


「どこも行きませんよ」

早く手を緩めて

握力バカ

私の願いとは裏腹に握る力がどんどん強くなっていく


「あの、いい加減に離してくれます?」

遥斗「嫌だ」


もう無理

疲れた
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