孤独な総長
保健室の先生「あなた、起きれる?」

「……はい」


保健室の先生「早速で悪いんだけど、理事長室に行ってくれる?理事長先生に起きたら理事長室に来てって伝えて、と伝えられたの。」


「わかりました!」

その場は笑顔で乗り切った

そして言われた通り理事長室に向かった




「ガチャ、失礼します」

なぜか敬語を使ったほうがいいと思った。




理事長「おぉ、来たか…………急で悪いけど、……………お前、は、る…か?」


少し声が震えていた


当たり前か、急にいなくなった人物が突然現れたらそうなるか


「えー、なんで名前知ってるんですか?理事長はあたしとなんの関係もないのにー」



わざと女口調にした
まぁ多分取り繕えないと思うけど




理事長「もう、嘘を付くな
    もう……わかったんだよ」 

「……」



沈黙が続いた


そんな沈黙を破ったのは、あたしだ

「なんでわかったの?」





もう、嘘はつけないと確信した。
こいつ(理事長)は一度確信したら、ほかは信じない性格だからだ
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