孤独な総長

？？「おっ、たくちゃん戻ってきた」


？？「ねぇねぇたくちゃん、何で理事長室に呼ばれたの？」



匠「なんでだろうな〜。今からわかると思うぞ」

ガヤガヤ


匠「みんな〜、静かにしろー」


まだ、騒がしい

「（……うるっせーなー…。）」



匠「おいっっ!静かにしやがれこのクズどもっ」

匠、怒ったな。



クラス「……シーン………」



匠「じゃあ、本題に入る」


匠「入ってきてくれ」


ガラッ……たてつけ悪いなー。


匠「自己紹介してくれ」


「……松本……。」


匠「松本、もう少しだけ自己紹介しろ。」


匠のくせに何命令してんだか……


はぁ、まぁまだ正体バレてないからな……

でも
「嫌です。」

匠「はっ？……」

さっき出してるな。

私には聞かないよ

クラス「（うわっ、マジギレしてる）」


匠「もう少しでいいんだぞ？」


「だから嫌だって言ってますよね？
いい加減諦めてください。はぁ……」



殺気は出さずに圧迫感を与えた

匠「はあ…もういいお前の席はあそこの一番端だ」


匠は少し苛ついていた


まあ、多分匠に逆らえるのは限られた人だ


匠が指定した席は、窓際の一番端の席だった