私に光をくれた君
「はいっじゃあ、この問題を柊、解いてみなさい。柊~おーい!」
「美音っみーお!!」
「えっ?あっはいっ!」
やばい...!考え過ぎてて全然気づいてなかった!しかも、答えがわかんない…
「はいっ美音!」
「紙?あっ2Xの二乗プラス7Xです…」
「よしっ正解だ。ちゃんと黒板見とけよー」
「はい…」
「あーやっと四限目終わった〜!美音~屋上行こー!」
「うんっ」
「いただきます…」
うん、おいしい。いつもお弁当は、自分で作ってるから少し大変だけど、冷蔵庫にあるもので作って上手くやってるつもり。華弥はいつも購買でパンとジュースを買って食べてる。それも憧れるなって思ってる。
「あっ美音、たまご焼き美味しそう…」
「食べる?いいよ?」
「まじ?!ありがと~」
華弥は何でも美味しそうに食べてくれるから、私も嬉しい。今度、華弥の分もお弁当作って来てみようかな…!
「あー!!!そういえば!!」
ん?!何、いきなり!?
「美音、好きな人できたでしょ!!」
「えっ?!いやいやいやいや!!」
「いや、絶対いる!確実に。私の勘は当たるから。」
えっ、華弥、勘鋭くない?!いや、私がバレバレなだけなのかな?えー、どうしよう…
「まぁまぁ、美音。そういうこともあるから。ね?」
ん?どういうこと?
「さぁ、私に聞かせて!美音の恋話!美音、いつも静かで真面目に授業受けてるのに、最近何か上の空だし、ずっと気になってたんだよね… 」
そうだったんだ…華弥に話したら何かいいアドバイスもらえるかな?
「あのね、実は………」
「えっ!!そうだったの!いや、確かにあの時、どっか見てたから何見てるんだろ〜とは思ったけど、流石に気づかなかったな〜。そっか白パの人ね、覚えとこ。」
白パの人って…
「ごめんね…何か心配かけちゃって」
「全然!私は美音のことがまた知れたから嬉しいよ!」
華弥には、電話で私の家族のことを話した。頼りないかもだけど、いつでも私に相談していいからね!って言ってくれたから、話すのにも勇気がいったけど話して良かったと思った。
「ごめん華弥、ちょっと三組に行ってくるね!」
「おっけー」
昨日は、学校初日で私の体力的に、美花に会いにいけなかったから今日会いに行こうと思ったんだ。美花、私のこと覚えてるかな…
緊張する…教室にいてほしいな…
「あの…笹原 美花いますか…?」
「ちょっと待ってね、美花ーこの子が美花のこと呼んでるよ~」
「なに~」
「あっ美花!久しぶり…」
「美音、久しぶりだね…」
「美花、前よりすごく可愛くなったね…」
「あ~ありがとう…じゃ…」
えっ美花…?美花はすぐに友達のところへ戻って行った。美花は私と違ってクラスの真ん中にいて、オシャレで、高校生活を楽しんでいるように見えた。美花はもう私と話したくないのかもしれないと思った。あんなに仲が良かったのに人って変わるんだなと改めて感じたんだ。でも、自分にも否はあると思う。自分に自信が持てなくて、地味でオシャレもしてない。そんな人と一緒になんかいたくないよね。話したくもないよね。
「美音、どうだった…?」
「えっと…何かあんまり話せなかった…私といても楽しくなんかないからだよね…」
「何言ってんの美音、怒るからね!私は美音といて楽しいから一緒にいるんだよ!そんなこと全然気にしなくて大丈夫だよ!」
華弥…
「ありがとう…私も華弥と一緒にいてほんとに楽しい。ごめんね…変なこと言って」
「いいよ!これからもよろしくね!」
その日の夜。華弥から、一緒にいて楽しいって言われたけれどやっぱり美花のことが気になってしまった。同じ高校に入るために私は勉強を頑張ってきたから…そんなこと美花は忘れてたのかな…唯一の小さい頃からの友達と関わることがなくなって悲しかった。
「美音っみーお!!」
「えっ?あっはいっ!」
やばい...!考え過ぎてて全然気づいてなかった!しかも、答えがわかんない…
「はいっ美音!」
「紙?あっ2Xの二乗プラス7Xです…」
「よしっ正解だ。ちゃんと黒板見とけよー」
「はい…」
「あーやっと四限目終わった〜!美音~屋上行こー!」
「うんっ」
「いただきます…」
うん、おいしい。いつもお弁当は、自分で作ってるから少し大変だけど、冷蔵庫にあるもので作って上手くやってるつもり。華弥はいつも購買でパンとジュースを買って食べてる。それも憧れるなって思ってる。
「あっ美音、たまご焼き美味しそう…」
「食べる?いいよ?」
「まじ?!ありがと~」
華弥は何でも美味しそうに食べてくれるから、私も嬉しい。今度、華弥の分もお弁当作って来てみようかな…!
「あー!!!そういえば!!」
ん?!何、いきなり!?
「美音、好きな人できたでしょ!!」
「えっ?!いやいやいやいや!!」
「いや、絶対いる!確実に。私の勘は当たるから。」
えっ、華弥、勘鋭くない?!いや、私がバレバレなだけなのかな?えー、どうしよう…
「まぁまぁ、美音。そういうこともあるから。ね?」
ん?どういうこと?
「さぁ、私に聞かせて!美音の恋話!美音、いつも静かで真面目に授業受けてるのに、最近何か上の空だし、ずっと気になってたんだよね… 」
そうだったんだ…華弥に話したら何かいいアドバイスもらえるかな?
「あのね、実は………」
「えっ!!そうだったの!いや、確かにあの時、どっか見てたから何見てるんだろ〜とは思ったけど、流石に気づかなかったな〜。そっか白パの人ね、覚えとこ。」
白パの人って…
「ごめんね…何か心配かけちゃって」
「全然!私は美音のことがまた知れたから嬉しいよ!」
華弥には、電話で私の家族のことを話した。頼りないかもだけど、いつでも私に相談していいからね!って言ってくれたから、話すのにも勇気がいったけど話して良かったと思った。
「ごめん華弥、ちょっと三組に行ってくるね!」
「おっけー」
昨日は、学校初日で私の体力的に、美花に会いにいけなかったから今日会いに行こうと思ったんだ。美花、私のこと覚えてるかな…
緊張する…教室にいてほしいな…
「あの…笹原 美花いますか…?」
「ちょっと待ってね、美花ーこの子が美花のこと呼んでるよ~」
「なに~」
「あっ美花!久しぶり…」
「美音、久しぶりだね…」
「美花、前よりすごく可愛くなったね…」
「あ~ありがとう…じゃ…」
えっ美花…?美花はすぐに友達のところへ戻って行った。美花は私と違ってクラスの真ん中にいて、オシャレで、高校生活を楽しんでいるように見えた。美花はもう私と話したくないのかもしれないと思った。あんなに仲が良かったのに人って変わるんだなと改めて感じたんだ。でも、自分にも否はあると思う。自分に自信が持てなくて、地味でオシャレもしてない。そんな人と一緒になんかいたくないよね。話したくもないよね。
「美音、どうだった…?」
「えっと…何かあんまり話せなかった…私といても楽しくなんかないからだよね…」
「何言ってんの美音、怒るからね!私は美音といて楽しいから一緒にいるんだよ!そんなこと全然気にしなくて大丈夫だよ!」
華弥…
「ありがとう…私も華弥と一緒にいてほんとに楽しい。ごめんね…変なこと言って」
「いいよ!これからもよろしくね!」
その日の夜。華弥から、一緒にいて楽しいって言われたけれどやっぱり美花のことが気になってしまった。同じ高校に入るために私は勉強を頑張ってきたから…そんなこと美花は忘れてたのかな…唯一の小さい頃からの友達と関わることがなくなって悲しかった。