夜と遊ぶ
暫く、一夜と会えない日々を過ごした。
毎日寂しく過ごすのかな?と思っていたけど、
一夜は会えない間、沢山LINEをくれた。
正直、ちょっと返すのが大変なくらい。
きっと、忘年会の最中等に送って来てくれていて、
多分、浮気の心配とかはないのかな?と思った。
ただ、一夜は正直に行くお店の名前とか送ってくれるから、
それがどんなお店か、ネットで検索して、ちょっとモヤモヤしたりはする。
キャバクラのお店のホームページを見ると、可愛く華やかな女の子の写真が出て来て、嫌で仕方ない。
毎晩我慢してたんだけど、30日の今夜は一夜にLINEで電話を掛けた。
「一夜、ごめん!そのお店は嫌で仕方ないんだけど!」
『そうだよね…。今もうさぎに膝乗られてる』
電話の一夜の声は、酔っているのか明るい。
「辞めてよ!そんなの嫌だ!」
今夜の一夜が二次会で訪れているのは、バニーガールが居るセクキャバみたいなお店。
『俺から女の子に触らないし、舐めたり揉んだりしないから』
アハハ、と電話越しの一夜は笑っていて。
私は泣きそうなのと苛立ちで、気が変になりそう。
『ジュニアがこんな店連れて来るから、俺の可愛い真湖ちゃん、怒ってるじゃん』
一夜が電話の向こうでそう話しているのが、聞こえて来る。
ジュニアって、あの一枝さんの弟のあの永倉ジュニア?
『真湖ちゃん、ごめんね。
ジュニアが女触れる店がいいとか、ワガママ言うから』
「え、うん…」
あの、怖い永倉ジュニアの顔が頭に浮かび、私の怒りが収まって来る。
毎日寂しく過ごすのかな?と思っていたけど、
一夜は会えない間、沢山LINEをくれた。
正直、ちょっと返すのが大変なくらい。
きっと、忘年会の最中等に送って来てくれていて、
多分、浮気の心配とかはないのかな?と思った。
ただ、一夜は正直に行くお店の名前とか送ってくれるから、
それがどんなお店か、ネットで検索して、ちょっとモヤモヤしたりはする。
キャバクラのお店のホームページを見ると、可愛く華やかな女の子の写真が出て来て、嫌で仕方ない。
毎晩我慢してたんだけど、30日の今夜は一夜にLINEで電話を掛けた。
「一夜、ごめん!そのお店は嫌で仕方ないんだけど!」
『そうだよね…。今もうさぎに膝乗られてる』
電話の一夜の声は、酔っているのか明るい。
「辞めてよ!そんなの嫌だ!」
今夜の一夜が二次会で訪れているのは、バニーガールが居るセクキャバみたいなお店。
『俺から女の子に触らないし、舐めたり揉んだりしないから』
アハハ、と電話越しの一夜は笑っていて。
私は泣きそうなのと苛立ちで、気が変になりそう。
『ジュニアがこんな店連れて来るから、俺の可愛い真湖ちゃん、怒ってるじゃん』
一夜が電話の向こうでそう話しているのが、聞こえて来る。
ジュニアって、あの一枝さんの弟のあの永倉ジュニア?
『真湖ちゃん、ごめんね。
ジュニアが女触れる店がいいとか、ワガママ言うから』
「え、うん…」
あの、怖い永倉ジュニアの顔が頭に浮かび、私の怒りが収まって来る。