恋と、餃子と、年下男子
やっちまった…?
ジリリリ、といつもの目覚ましの音がして目が覚めた。あー……ちょっと頭痛い。大して飲めもしないくせに、お酒なんかあおったせいだ。
ムクリ、と上半身を起こす。妙に肌寒いと思ったら、上下下着姿だった。やば……。そういや、シャワーもせずに寝てしまった気がする。
ベッドから出ようとした私は、隣に何か大きな物体があることに気付いてギョッとした。——え⁉︎ な、何? もしかして私、酔っ払って犬でも拾ってきた?
その物体はモゾモゾと動くと、布団の中から正体を現した。
「……ん。おはよう、萌子さん」
——⁈
「ぎ、ぎゃああああああ‼︎」
それは犬よりもっと悪い、若い男だった(しかも裸の)。
ムクリ、と上半身を起こす。妙に肌寒いと思ったら、上下下着姿だった。やば……。そういや、シャワーもせずに寝てしまった気がする。
ベッドから出ようとした私は、隣に何か大きな物体があることに気付いてギョッとした。——え⁉︎ な、何? もしかして私、酔っ払って犬でも拾ってきた?
その物体はモゾモゾと動くと、布団の中から正体を現した。
「……ん。おはよう、萌子さん」
——⁈
「ぎ、ぎゃああああああ‼︎」
それは犬よりもっと悪い、若い男だった(しかも裸の)。