心の温度
「真野さん。本当にありがとう。あ、知恵さんも…本当に本当にありがとうございます」
「お母さん、彩音さん38.6度ありまして、胸の音を聴いたら肺炎ではないと思いますが、うちのお兄ちゃんの車で夜間救急で診てもらった方が良いと思います。倒れた時、意識失ってたみたいですし…」
「はい。わかりました。啓太は?」
「彩音さんの手を握ってベッドの横にいます」
「祐二さん、啓太も連れて行くわ。」
「真野さん、車をお願いして良いですか?」
「もちろんです。」
「じゃあ、私は彩音の保険証がお財布にあると思うからそれを持っていくわ。祐二さん途中で啓太が寝るかもしれないから、大判のバスタオルを持って行きましょう。」
「ああ、用意する」
準備が整い、お父さん、お母さん、啓太くんと俺は北川さんを抱きかかえて下の駐車場へ。知恵と七海も車まで着いてきて鍵を開けてくれた。
車に乗り込み夜間救急病院へ急ぐ。
「お母さん、彩音さん38.6度ありまして、胸の音を聴いたら肺炎ではないと思いますが、うちのお兄ちゃんの車で夜間救急で診てもらった方が良いと思います。倒れた時、意識失ってたみたいですし…」
「はい。わかりました。啓太は?」
「彩音さんの手を握ってベッドの横にいます」
「祐二さん、啓太も連れて行くわ。」
「真野さん、車をお願いして良いですか?」
「もちろんです。」
「じゃあ、私は彩音の保険証がお財布にあると思うからそれを持っていくわ。祐二さん途中で啓太が寝るかもしれないから、大判のバスタオルを持って行きましょう。」
「ああ、用意する」
準備が整い、お父さん、お母さん、啓太くんと俺は北川さんを抱きかかえて下の駐車場へ。知恵と七海も車まで着いてきて鍵を開けてくれた。
車に乗り込み夜間救急病院へ急ぐ。