心の温度
翌朝は主任は出張なので七海ちゃんと啓太を私が保育園へ連れて預けた。
保育園には事情を連絡している。
七海ちゃんのお爺さんのお仕事がある火曜日、水曜日、木曜日の3日間は私が七海ちゃんと啓太を連れて帰る事にした。

やはり、真野主任はサブリーダーなのできっとこの先毎日残業だと思ったからだ。

保育園へ預けてから出勤し、エレベーターを待っていると、【ロボットくん】こと深井主任も出勤してきた。
「深井主任、おはようございます」
「おはようございます北川さん」と無表情【ロボットくん】
「北川さん。重機の動画は見ましたか？」
「ハイ…でもまだ2つしか見てません。」
「お子さんもいるので無理しないで下さいね」
「はい。ありがとうございます」ニコと彩音が微笑むと
【ロボットくん】こと深井主任は目をそらした。

エレベーターで私は6階へ深井主任は経理部の5階で降りていった。
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