心の温度

「マジか〜。怖いよな。……あのさ、初日のプロジェクトの説明会でさリーダーが男性陣に北川さんは井上不動産でストーカー被害に遭い怖い思いをしました。最近、真野サブリーダーとお付き合いし始めたそうです。
そして、
佐藤建築工業の独身男性社員にも人気が出ると思います。だからこのチームの男達で2人をを守っていこうではありませんか！
仕事ではありませんがお願いします。って言ってくれたんだよ。」

「リーダーが…」
「たぶん、リーダーと大輔はいとこだしな」
「そうだったんだ　だから深井主任は「チームで北川さんを守ると思う」って言ってたのかぁ」
「深井主任？【ロボットくん】？」
「そうです。」
「じゃあ、深井主任も俺らが恋人だと思ってくれたんだな」
「う〜ん…そうなのかな？」
「たぶん。そう思う。」
「本当に皆さんにご迷惑かけて申し訳ない気持ちです」
「怖い思いをするよりマシさ！啓太くんの為にも安心な暮らしが大事だぞ」
「そうですね。元気でました。ありがとうございます」
「うん。元気になったんなら良かった。明日、啓太くんと七海と北川さんにもお土産買って帰るからね。」
「ありがとうございます。現地視察はどうでした？」
「ああ、いいところなんだよ〜 」

と私たちはプロジェクトの話も少ししてから電話を切った。