心の温度
「入籍…再婚て6か月後でしたよね〜それだとあと2か月あとになるのかな?」

「アレ、確か…短くならなかった?検索してみよう」と悟が検索すると

「あ、やっぱり。6か月後から100日後に短縮してるわ。」

「じゃあ、もう100日は過ぎてるはず…」

「ヨシャ! カレンダーみて決めようか」

「ふふふ。はい。」

「指輪は式の後から?入籍したら?どっちかな」

「私としては…入籍したら嵌めたいかな」

悟は急にぎゅーと抱きしめた。
「わぁ。」
「オレも〜!
彩音は俺の妻で、俺は彩音の夫。その証だからさ。
俺ってヤバいな、こんなに束縛するなんて」

「ふふふ。以外な一面だけど、ちょっと嬉しい」

「じゃあ、入籍は早めに日にちを決めて、証人も両家のお父さんに頼んでいいよな。啓太くんの戸籍も俺に移すし。」

「うん。ありがとうございます」

「指輪はまた休みの日にいろいろと見に行こうな」

「うん」

「じゃあ、今日はもう寝よう」
「うん。あ、知恵さんだ。」

大浴場から出てきた知恵さんに声を掛けて、3人で部屋へ向かう。
悟さんは、知恵さんにも大輔さんに報告した事を話した。
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