心の温度
知恵side
知恵は、急にドキドキし始めた。
子供たちは車に乗ってすぐに寝たから、私と中川くんの話は聞いてないと思う。
パン屋さんから少し走ったところにコンビニがあったので落ち着こうと駐車場に停車させてから、もう一度中川秘書さんの言葉を思い出す。
"俺はあなたに一目惚れして好意があります! 今のこういう狭い車内というシチュエーションだと、俺の心の温度は100℃ッス!"
"俺と結婚を前提でお付き合いして下さい。
返事は今度会った時にして欲しいッス。宜しくお願いします。"
うわぁ〜こんな熱烈な告白なんて初めてだ。
私の心の温度も一気に80℃位まで上昇したじゃん。
結婚を前提…のお付き合いって事は…OKしたら、私は中川秘書のお嫁さん?!だよね。
どう見ても年下だよ? でも、今まで付き合ってきた彼氏なんかより誠実さを感じる……
どうしよう。お兄ちゃんと彩音さんに相談してみようかな…
1人でアレコレ考えていた知恵だが、だいぶ落ち着いたので再び車を発進させ、自宅へ向かった。
子供たちは車に乗ってすぐに寝たから、私と中川くんの話は聞いてないと思う。
パン屋さんから少し走ったところにコンビニがあったので落ち着こうと駐車場に停車させてから、もう一度中川秘書さんの言葉を思い出す。
"俺はあなたに一目惚れして好意があります! 今のこういう狭い車内というシチュエーションだと、俺の心の温度は100℃ッス!"
"俺と結婚を前提でお付き合いして下さい。
返事は今度会った時にして欲しいッス。宜しくお願いします。"
うわぁ〜こんな熱烈な告白なんて初めてだ。
私の心の温度も一気に80℃位まで上昇したじゃん。
結婚を前提…のお付き合いって事は…OKしたら、私は中川秘書のお嫁さん?!だよね。
どう見ても年下だよ? でも、今まで付き合ってきた彼氏なんかより誠実さを感じる……
どうしよう。お兄ちゃんと彩音さんに相談してみようかな…
1人でアレコレ考えていた知恵だが、だいぶ落ち着いたので再び車を発進させ、自宅へ向かった。