心の温度
そこへ、啓太がタキシードで現れた。
「お母さん…わぁ七海ちゃんお姫様みたいに可愛い!」
「ありがとう啓太くん」
「七海、今日はお姫様だから走り回らないようにね!汗かいたら、メイクが落ちるし」
「うん。わかったちえちゃん。」
「じゃあ僕もここで座って、お母さんを見ようっと」
「うん。私もお母さんのメイクもみたい」
と2人は邪魔にならない所で見ている

「じゃあ、次は洋装の方こちらへ」
「ハイ」と知恵さんも緊張気味
「ちえちゃん、頑張って」と啓太に声を掛けられた。
「うん。」
知恵さんは元々美人なのでプロの手に掛かり、更に美しい女性に変身した。
「わぁちえちゃん!いつもと違う〜TVのお姉さんみたい」
と2人とも鏡に映った知恵さんにビックリしていた。
「つけまつ毛の効果バッチリで自分じゃあないみたい……」
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