心の温度
私は髪の毛をカーラで巻かれた後、顔のマッサージ。椅子の背が倒され顔からデコルテ部分までをマッサージされる。
気持ち良くて寝そうになる。
「では、クリームを落としますね」っと温かいタオルで拭き取られ、化粧水などを塗られで椅子の背を戻された。
髪のセットはイメージ写真のように仕上げてもらった。
次にメイクが始まった。
いつもいい加減なメイクの私がここまで変身するとは〜と、
自分が一番驚いた！

私のメイクが終わった頃、着付けを終えてお母さん２人が入ってきた。
「あら、綺麗彩音さん！」
「あや、今日はお姫様に大変身ね！素敵よ」と言われ本当にシンデレラの気分だった。

啓太も七海ちゃんもメイクした私の顔をジーとみている。
「お母さんだよね？」と七海ちゃん。「お母さん？」と疑問系の啓太。
「違うわよ！今日だけシンデレラなの！」と言うと2人はケラケラ笑い出した。
< 308 / 330 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop