心の温度
大城 雅史〈おおしろ まさし〉
お昼になり保育園ルームに向かう途中同期の大城君にバッタリ会った。
「北川?あ、本山か?」
「あ、大城君!元気?今は確か…」
「ハハ、もうあのプロジェクトも終わって今は本社の企画営業部なんだぞ」
「あ、そうなのね。」
「本山は保育園ルームか?」
「うん。あの…」
「うん?」
「イヤ、何でもない。じゃあ息子が待ってるから大城君もお仕事頑張ってね。」
「サンキュー。」
大城はその後社員食堂で隣りのテーブルの女子社員達のウワサ話しが聞こえてきて本山が離婚して北川になった事を知る。
「俺にとってはチャンス到来かも…」と呟いた。
「アレ!大城さ〜んお一人ですか?私達もご一緒してもいいですか?」
「まぁ…どうぞ」
「嬉しい!ありがとうございます!私達は総務なんですよ。」
「そうなんですか…」と言った大城は入社式で北川に一目惚れした事を思い出しクスっと笑った。
口説く前に玉砕だったし、ラブラブの彼氏と結婚したはずなのに俺がプロジェクトでいない間にアイツに何があったんだ?と考えていた。
「大城さん、聞いてます?」
「あ、悪い。俺、急ぎで仕上げなきゃならない資料があるからこれで」
「え〜もう、残念〜」とうるさい女どもを後に同期で、営業にいる三島に飲みに行こうとメールした。
「北川?あ、本山か?」
「あ、大城君!元気?今は確か…」
「ハハ、もうあのプロジェクトも終わって今は本社の企画営業部なんだぞ」
「あ、そうなのね。」
「本山は保育園ルームか?」
「うん。あの…」
「うん?」
「イヤ、何でもない。じゃあ息子が待ってるから大城君もお仕事頑張ってね。」
「サンキュー。」
大城はその後社員食堂で隣りのテーブルの女子社員達のウワサ話しが聞こえてきて本山が離婚して北川になった事を知る。
「俺にとってはチャンス到来かも…」と呟いた。
「アレ!大城さ〜んお一人ですか?私達もご一緒してもいいですか?」
「まぁ…どうぞ」
「嬉しい!ありがとうございます!私達は総務なんですよ。」
「そうなんですか…」と言った大城は入社式で北川に一目惚れした事を思い出しクスっと笑った。
口説く前に玉砕だったし、ラブラブの彼氏と結婚したはずなのに俺がプロジェクトでいない間にアイツに何があったんだ?と考えていた。
「大城さん、聞いてます?」
「あ、悪い。俺、急ぎで仕上げなきゃならない資料があるからこれで」
「え〜もう、残念〜」とうるさい女どもを後に同期で、営業にいる三島に飲みに行こうとメールした。