心の温度

「ハイ。子供達の遊び相手なら私も…」
「中川、子供に好かれててもダメだろ?大人の女性に好かれろ!」
「副社長、ヒドイ…」
「何ならウチの母さんに頼んで見合いする?どこぞの令嬢を紹介されて逆タマとかさ」
「令嬢じゃあなくても心の綺麗な子がいいッス」
「マジで、そろそろ見合いしろ」
「え?副社長…本気ですか?」
「だってさ、他人の子供と遊ぶより自分の子供と遊ぶ方が100倍楽しいぞ〜」
「………確かに〜」
「今夜母さんに話しとくわ」
「じゃあ、明日には見合いじゃあないですか〜」
「ハハそうかもな。でも本当にそろそろ結婚してご両親を安心させてあげろよ。な、」
「はい……」


作者より******

『縁は異なもの味なもの』の井上大輔とオレ中川の中川悠真でした。

中川くんのお嫁さんがどのような女性か気になりますが…
頑張って!中川くん。
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