心の温度
今日も楽しい夕飯だ。
食べていると玄関の呼び鈴がピンポン♪と鳴った
啓太と七海ちゃんと私が玄関へ向かう。
「は〜い」ガチャっと開けるとそこには同期の大城くん。
「大城くん! どうしたの?」
「今晩は、今日、下の階の401号室に引っ越したので挨拶に伺ったんだわ。ハイこれ!良かったら息子さんと食べて下さい。」
「え〜。ありがとう!あ、大城くん夕飯食べた?」
「イヤまだだけど…」
「じゃあ、蕎麦ではなくスパゲティだけど食べない?大勢いるけど〜」
「イヤ、今日は遠慮するわ。引っ越しの手伝いしてくれた仲間たちとこれからメシ行くからさ」
「そうなんだね。じゃあ遠慮なくいただきますね。わざわざご丁寧に挨拶してくれてありがとう。うちさ、子供がいるのでうるさい時があるかもしれないけど…ゴメンね」
「大丈夫。じゃあ、お邪魔しました」バタン。