心の温度
悟たちは明朝早い出発なので早めに502号室へ戻り明日の準備を始めた。
「七海のリュックはどこだっけ?」
「お父さん、もうリュックは用意したよ!」
「ハハそうか。タオルと帽子と…あとは」
「おやつでしょう〜啓太くんとあやとりもするし〜タオルはウサギさんのタオルで……」
悟はしっかりしてきた七海に驚いていた。
「ねぇ、お兄ちゃん。飲み物はクーラーボックスに入れてくの?」
「ああ。ペットボトルも昨日いろいろ買っておいたんだ。おつまみや飴も買ったのわかったか?」
「うん」
真野家もワクワクしながら準備をしていた。