エアラブまとめ

強引な先輩×後輩女子


いつも遠くから見ているだけで精一杯だった。
この思いが交わることなどないと思っていた。

……なのに私は今先輩に壁に押し付けられている。

「あの……」

「黙って」

先輩は強引に唇を重ね合わせる。

触れただけなのに身体が熱くて、溶けそうになる。

「なんで……」

解放されて、私は息絶え絶えになりながらキスの意味を尋ねる。

からかっているとかだったら、イヤだよ……。

「君が他の男と仲良さげに話しているところを見て腹が立ったから、攫いにきた」

「っ」

どういうこと?

真っ赤なまま固まる私を、先輩はきつく抱きしめる。

「君はずっと俺だけを見ていたらいいんだよ」

そう言って首筋に顔を埋めた。
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