エアラブまとめ
強引な先輩×後輩女子
いつも遠くから見ているだけで精一杯だった。
この思いが交わることなどないと思っていた。
……なのに私は今先輩に壁に押し付けられている。
「あの……」
「黙って」
先輩は強引に唇を重ね合わせる。
触れただけなのに身体が熱くて、溶けそうになる。
「なんで……」
解放されて、私は息絶え絶えになりながらキスの意味を尋ねる。
からかっているとかだったら、イヤだよ……。
「君が他の男と仲良さげに話しているところを見て腹が立ったから、攫いにきた」
「っ」
どういうこと?
真っ赤なまま固まる私を、先輩はきつく抱きしめる。
「君はずっと俺だけを見ていたらいいんだよ」
そう言って首筋に顔を埋めた。
< 1 / 29 >